カナダで人気を集めるクラフト・ビール。その波は世界中へ波及し始めています。オンタリオ州ハミルトンにあるのが、コレクティブ・アーツ・ブルーイング。職人の高い技術で醸造されたビールに、アートや音楽を組み合わせた雰囲気が人気です。ブリティッシュ・コロンビア州のオカナガン・バレーはワインで有名な地区ですが、ここに2つのクラフト・ビールの醸造所が誕生しました。ニュー・ブランズウィック州のセントジョンでは大手のムースヘッドが新たにスモール・バッチという部門を立ち上げ、一躍注目の的に。どの地ビール工房も、地元産の珍しい素材を加えて、爽やかな味を作り出しているのが特徴です。
体験
![Craft Beer Quebec City](/sites/default/files/styles/experience_tile_mobile/public/experiences/2019-03/c080005_13rr.jpg?itok=sP_Ek5X5)
10年の開発期間を経て高品質なマイクロブルワリーのビールが誕生。今や、食通の街、ケベックの至るところで味わえるようになりました。現在120軒のビール醸造所(ケベック・シティだけで20軒)が約3000種類のビールを作っているので、よりどりみどり。ビールのフェスティバル「フェスティビエール」やガイド付きウォーキングツアーの「ブルーツアーズ」に参加しても楽しいものです。また、ケベック州をほろ酔い気分で訪ね歩く「アイ・ドリンク・ローカル・パスポート」を入手して思う存分ビールを堪能してみては。
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![Small-batch breweries, Calgary, Alberta](/sites/default/files/styles/experience_tile_mobile/public/experiences/2019-04/c110003_283rr.jpg?itok=xqmhnYao)
カナディアン・ロッキーの湧き水と「世界最高峰の大麦」に恵まれたカルガリーは、小規模ビール醸造所が集まる拠点として注目を集めています。シチズン・ブルーイング・カンパニー(ハンバーガーや音楽ライブと一緒に楽しむIPA)、コモン・クラウン・ブルーイング(おいしいブラウンエールが有名)などが人気があります。
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![Vancouver craft breweries](/sites/default/files/styles/experience_tile_mobile/public/experiences/2019-04/c130003-351rr.jpg?itok=e8NC-D30)
お店同士が互いにアイデアを上手に共有しながら、みんなで地元中心にビール文化を盛り上げているのがバンクーバーらしさ。その象徴とも言えるのがイーストバンです。サイクリングルートに沿って簡素な酒場がいくつも並び、多くの有力醸造所が一堂に会します。カフェスタイルでビールやコーヒーを提供する「33エーカー・ブルーイング・カンパニー」、地下の安宿をイメージした「ボマー・ブルーイング」、明るい雰囲気の「オフ・ザ・レール・ブルーイング」などがあります。また、バンクーバー市外も含めた醸造所めぐりには、BCエール・トレイルというBC州のクラフト・ビール醸造所ガイド決定版があれば完璧です。
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![Microbreweries, Ottawa, Ontario](/sites/default/files/styles/experience_tile_mobile/public/experiences/2019-04/SE172_05rr.jpg?itok=CRVnu0k9)
今やカナダの首都にはたくさんのマイクロブルワリーがあります。そこでおすすめしたいのが「ブルー・ドンキー」ツアー。コラボレーションの進むマイクロブルワリーの世界を詳しく知ることができます。「フローラ・ホール・ブルーイング」(復元された由緒ある建物で季節の味覚とともに味わうビール)、「バイミー・ブルーイング・カンパニー」、「ビヨンド・ザ・ペール」、さらには賑やかなウェリントン・ウエスト地区もお忘れなく。
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![Microbrewing in Atlantic Canada](/sites/default/files/styles/experience_tile_mobile/public/experiences/2019-04/c110006_395rr.jpg?itok=d6Rj5PDf)
2万5000年前の氷山をとかした水で作ったビールが売りの海辺のマイクロブルーワリーはとてもユニーク。ノバ・スコシア州では、グッド・チア・トレイルをたどってみましょう。最近成長著しいプリンス・エドワード島では、ビールと音楽をテーマに夫婦で経営するコパー・ボトム・ブルーイング・カンパニーがおすすめ。モンタギューの旧町役場の建物を再利用しています。また、最近力をつけているニューファンドランドではミスター・ウィーティー・パンツやスイーター・ウェザーなどの新しい味も試してみる価値ありです。
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![Small-bath brewing, Winnipeg, Manitoba](/sites/default/files/styles/experience_tile_mobile/public/experiences/2019-04/SE172_02rr.jpg?itok=NkEcGR4C)
芸術の風薫るウィニペグで始まったプレーリーのマイクロブルワリーのブームが広がりを見せています。何度も訪れたいのが、先駆的な役割を果たしているハーフ・パインツ・ブルーイング、シャンパン風ボトルが特徴のノンサッチ・ブルーイング、ニーパワの農場で収穫された自家栽培の原料を生かしているファーマリーなどがあります。味比べには、ウィニペグ・トロリー・エール・トレイルが便利です。
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![Brand Canada Library](/sites/default/files/styles/internal_/public/themes/2019-12/DAM%20Banner%20image_1440x720_0.jpg?itok=wm_BquFG)