体験
かつて禁酒法時代に密輸が華やかだったころ、密造酒のメッカとされていたノバ・スコシア。それから時代は流れ、東海岸にあるオーセンティック・シーコースト・ディスティラリーでは丁寧に職人の手で生み出されるラム酒やウィスキー、ウォツカ、ビールなどクラフトスピリッツの試飲が楽しめます。同蒸溜所は2043平方メートルと、アトランティック・カナダ最大規模を誇る蒸留所です。また、港寄りの地区には、ラム酒専門で州内初の女性醸造家が腕をふるうハリファックス・ディスティリング・カンパニーがあります。
リンク
おしゃれなパーク・ディスティラリーは、本物のカナディアン・ロッキーの氷河から得られた水を使用する北米唯一の施設。蒸溜所の見学ツアーのほか、レストラン・ラウンジでは、素朴でありながらシックなカナダらしい雰囲気の中、「キャンプファイアー料理」を味わいながら、ウォツカやライ・ウィスキー、ジンを楽しむこともできます。
リンク
リゾートタウン、ウィスラーのすぐ北にあるペンバートン(別名スパッドバレー)は、絵のように美しい農場やこだわりの生産農家、ジャガイモの種芋で有名です。ペンバートン・ディスティラリーでは、世界唯一の有機ポテトから作られたウォツカやジン、アブサン(度数の強い緑色のリキュール)、シュナップス(度数の強い辛口蒸溜酒)など各種リカーが味わえます。ほかにも、銅のポットスチル(蒸溜器)を使い、昔ながらの方法で手作業で作られるウィスキー(グレインウィスキーとフルーツウィスキー)やブランディーもあります。
リンク
ブティック蒸溜所であるブラック・フォックス・ファーム&ディスティラリーが世界ジン・アワードでカナダ初の「ベスト・カスク」に選定されました。サスカトゥーン郊外にあるこの家族経営の農場では、最高栄誉を獲得した「バレル・エイジド・ベイパー・インフューズド・ドライ・ジン」の試飲が可能です。ブラックフォックスが栽培するルバーブや花の成分が注入されています。また、他のリカー類やウィスキーもそろっているため、きっと好みの一品が見つかるはずです。
リンク
少なくとも過去100年は蒸溜所がなかったというニューファンドランド。その長い空白を破って、ついにこの地に、100%地元産原料にこだわったニューファンドランド・ディスティラリーが誕生しました。そんなディスティラリーが一躍世界的に脚光を浴びることになった理由は、新鮮な地元産の海藻を使った新製品のジンでした。ほかにも、アバロン半島産のクラウドベリー(野生の木イチゴ)、ルバーブ、ネズを使ったジンもあります。
リンク
最近の規制緩和を受けてウィニペグにもこだわりの蒸溜所が増えてきました。2016年に工業地帯にテイスティング・ルームを開設してデビューを飾ったキャピタルKは、ジンとウォツカを手がける家族経営の蒸溜所。市内で2番目に登場したパテント5は、旧市街「エクスチェンジ地区」にある1903年建築の歴史的な建物を利用して先ごろ開業しました。
リンク
静寂に包まれたターナーバレーに佇むオークレール・ディスティラリー。昔ながらの馬を使った農業(ライ・ウィスキーやシングルモルト・ウィスキーのスペシャル版用)を手がける世界唯一の蒸溜所です。アルバータ州初のクラフト・スピリッツは、地元産の穀物だけが原料に使われています。カクテルの基礎も学べます。おみやげには、オークレールの新製品である缶入りG&Tを。
リンク